引っ越しでポケット型WiFiが必要に
何年か前に引っ越しをしました。そして、引っ越しが完了してからインターネットの回線を申し込もうとしたら、開通までに1ヶ月以上かかると言われてしまいました。
そのため1ヶ月以上の間、パソコンのインターネットが利用できない状況になってしまいました。スマホは持っていたので、携帯電話の回線でインターネットはできたのですが、パソコンのインターネットでないと、仕事などの重要な作業はできません。
それでとりあえず、スマホで検索したところ、ポケット型WiFiのレンタルサービスがあることを知りました。私の場合は、1ヶ月ちょっとインターネットの回線が必要なので、約1ヶ月ほどの短期間で契約できるところと、価格の安いところを比較して探しました。
すると、縛りなしWiFiというところが、解約金が必要なく、契約期間も自由だと分かりました。サービス名の通り、縛りがないサービスということでした。
それでその時かろうじて使えた、スマホの携帯電話のネット回線から、縛りなしWiFiへ申し込みました。
紙1枚とモバイルルーター1個
縛りなしWiFiへ申し込んでから、2日か3日ぐらいでポケット型WiFi(モバイルルーター)が自宅に送られてきました。送られてきたのは、モバイルルーターが1個と短いUSBケーブル1本、説明と契約内容が書かれた紙が1枚だけ、封筒に入っていました。
その時、モバイルルーターを初めて見たのですが、とても小さくて驚きました。ですが困ったことがあって、モバイルルーターの操作についての説明が送られてきた紙に、あまり書かれていないのです。
送られてきたモバイルルーターは、ソフトバンクでした。縛りなしWiFiでは、プロバイダーを選べないデメリットがあると聞いていましたが、その時は全くパソコンでインターネットができない状況でした。
そのため、インターネットができればどのプロバイダーでも構わないと思っていました。ソフトバンクかWiMAXのどちらになるか、送られてくるモバイルルーターを見ないと分からないのですが、私の家にはソフトバンクのものが送られてきました。
ソフトバンクのルーターを見ると、シールだったかで、番号が書かれていました。ルーター自体の扱いには慣れていたので、その番号をパソコンに入力したら、すぐにポケット型WiFiへつながりました。
パソコンでブラウザを開くと、普通にインターネットが利用できます。2、3日インターネットができない状況だったので、この時久しぶりにインターネットへ繋がったことで、とても安堵しました。一番気分が楽になった瞬間でした。
操作方法が分からない
ですが少しして、縛りなしWiFiから送られてきた紙には、具体的な操作方法が書かれていないので困りました。そこで、モバイルルーターの機種が何かを調べました。
ソフトバンクのサイトだと思いますが、送られてきたモバイルルーターとほとんど同じものがありました。それによってある程度、モバイルルーターの操作方法を知ることができました。
USBケーブルが封筒に入っていましたが、これで充電をするのだろうと予想ができていました。あと、試しに本体スイッチを押したままにすると、モバイルルーターの電源を切ることができると分かりました。
しかし、モバイルルーターの電源を切る必要はあまりないと思いました。旅行などで長期間外出する予定はないですし、電源を入れっぱなしで問題がなく、バッテリーが減ってきたら、USBケーブルで充電すればいいだけだと、短時間で理解しました。
速度制限
縛りなしWiFiへ申し込む前から理解していましたが、このサービスには使用したデータ容量によって、速度制限が発生します。ソフトバンクの場合は、1日のデータ使用量が2ギガを超えると、速度が遅くなります。
これについては大容量の動画を見たりしなければ、2ギガを超えることはないだろうと思いました。1ヶ月ちょっとの期間であれば、動画を見なくても、あまり困ることはないと判断しました。
私の場合は、毎日メールのチェックはしていたので、それができれば十分だと考えていました。実際、縛りなしWiFiを利用した1ヶ月ほどの間は、メールのチェックとサイトを少し見るだけで、過ごしました。
その時は、引っ越ししたばかりだったので、買い物などで外出することが多く、1日家に籠ってインターネットをしている日は、ほとんどありませんでした。
弁償金が高額
縛りなしWiFiから送られてきた紙1枚ですが、それには契約内容と注意事項が書かれていました。契約内容は問題なかったのですが、注意事項で驚きました。レンタルしたモバイルルーターをなくしたり、破損させたら、弁償金を払わなくてはいけないと書かれていたのです。
その弁償金なんですが、確か4万円以上となっていました。送られてきたソフトバンクのモバイルルーターは、スマホより小さく、手のひらに乗るサイズでした。外に持ち出したら、すぐに無くしそうで不安になりました。
この弁償金ですが、安心サポートプランに入っておくと1万円に減るそうです。安心サポートプランに入るには、1ヶ月に500円払います。何ヶ月も縛りなしWiFiを利用するのであれば、入ったおいた方がいいかもしれません。
しかし、私の場合は1ヶ月ぐらいしか利用しない予定だったので、安心サポートには入らないことにしました。その代わり、モバイルルーターを常にパソコンのすぐそばに置いていました。自分の視界に入るところに常に置いて、なくすことがない様にしました。
セールスの電話?
1ヶ月ほどが経って自宅に業者さんが来て作業したのですが、それにより自宅のインターネットが無事に開通しました。そして、縛りなしWiFiは必要なくなり、解約することにしました。
月額約3000円で利用したと思いますが、自宅のインターネット開通まで1ヶ月と1週間ぐらいかかったので、縛りなしWiFiは結果的に2ヶ月の料金で使いました。
近所の宅急便の営業所へ、モバイルルータなどを持っていき、縛りなしWiFiの会社へ返送しました。これにより、無事に縛りなしWiFiの解約ができました。
しかしそのはずでしたが、解約してから1年か2年の期間でしょうか、なぜかスマホにセールスの電話が何件かかかってきました。
セールスの電話番号をネットで検索すると、縛りなしWiFiを解約したら、セールスの電話がかかってきたという情報が、ちらほら出ていました。ですが、セールスの電話と、縛りなしWiFiの本当の関係は分かりません。
個人情報はどこから漏れるか分かりませんし、セールスの電話が来ても無視していたので、気にしてもしょうがないと考えています。縛りなしWiFiのサービス自体には、満足しています。